働きたくない… | 我慢して仕事してたらうつ病を発症した私の体験談です

働きたくない…うつ病になった私の体験談

働きたくない…という気持ちを抑え込んで
気合と根性で仕事を続けていたらうつ病になりました。

 

 

始めまして、私は大手家電メーカーで
勤務している32歳です。

 

 

大学を卒業してすぐに、
第一志望だった現在の会社に就職しました。
そして、希望していた営業の仕事に就きました。
また入社して5年目で結婚し、
子どもはまだいませんが、
かなり充実した毎日を過ごしていました。

 

 

しかし、心の底ではずっと
「ストレス」を抱えていました。
そしてそれが勤務年数とともに
どんどん積み重なっていくのを感じていました。

 

 

そしてある時から、
うつ病の特徴でもある、

 

  • 身体がだるい、疲れやすい…
  • 神経過敏でイライラする…
  • 物事に集中力できない…
  • できるだけ人と会いたくない…
  • 頭が重く、立ちくらみがする…
  • 食欲が怒らない…
  • ずっと肩がこって背中が痛い…
  • 夜に眠れない…
  • 朝早くに目が覚めて落ち込む…
  • 働きたくない、やる気が出ない…
  • 性欲がなく、異性に興味が出ない…

 

といった症状に、ずっと悩まされてきました。

 

 

中でも一番私を困らせたのは
「働きたくない」という感情でした。
本当に何もする気力もわかなかったのですが、
とにかく職場に行くのが嫌でした。
家から一歩も出たくなく、できることなら一日中
布団の中で寝ていたいと思っていました。

 

 

私のようないい年した男性が
こんなことを言っていると、

 

「それじゃニートだろ!!」

 

「給料をもらっておいて何言ってんだ!!」

 

「嫌なことをするから仕事だろうが!!」

 

 

と思われるかもしれません。

 

 

もちろん、私もそう思いますので
頑張って1日を始めようとするのですが、
どうしても体に力が入らないのです。

 

 

私自身は、うつ病というのは、
心の弱い人間がなる病気だと思っていました。
もともと私の周りにも、うつ病などの精神病を患って
休職したり退職したるする人が何人かいましたが、
その人たちだって、ただ単に心が弱くて
根性が足りないだけだと本気で思っていました。

 

 

それだけに、私自身もうつ病になったという
事実を聞かされた時はショックでした。
これで自分もダメ人間の一員であり、
組織からはお荷物として扱われ、
再起不能のレッテルを張られてしまうと
本気で思い込んでいました。

 

 

しかし、本当にうつ病になる人というのは
「心の弱い人間」ばかりなのでしょうか?

 

 

うつ病を乗り越えた今となっては、
「それは違う!」とはっきりわかります
うつ病になる人というのは、
心が弱い人だけではありません。
とくにストレスの多い現代の日本人においては、
誰もがなる可能性のある病気なのです。

 

 

たとえば、

 

  • 転勤をしたり…
  • 奥さん、旦那さんと別れたり…
  • 家族と死別したり…
  • リストラされたり…
  • 出世したり…
  • 借金が苦しかったり…
  • 定年退職したり…
  • 更年期になったり…

 

などなど、いろんなことが引き金となって
うつ病というのは姿を現します。
今日、なんでもないからと言って
来週、うつ病になっていない保証は
どこにもないのです。

 

 

そして何より、この「うつ病」という病気の
一番恐ろしいところは、
「命を落とす危険がある」
ということです。

 

 

現代の日本では、
年間3万人以上の人が自殺という形で
命を落としてしまっています。
その人たちの全員とまではいかないにせよ
非常に多くの人たちは、
「うつ病」を患っていると言われています。

 

 

私も、うつ病の治療を開始し
薬を飲み始めるまでは、ほぼ毎日のように、

 

 

「死んだらどれだけ楽になれるだろう…」

 

「この苦しみから解放されたい…」

 

「毎日嫌な仕事にも行かなくて済む…」

 

「どうしたら楽に死ねるだろうか…」

 

「どんな方法がいいのだろうか…」

 

 

などといったことを考えていました。
というかもう、そういうことしか考えられなくなっていました。
「自分が死んだら家族や友人はどれだけ悲しむか」
といったことを考える余裕は全くありませんでした

 

 

うつ病という病気は、
人間の思考力や判断力を極端に低下させます。

 

 

そのようなゆがんだ判断力に基づいて
人生の大きな決断をするべきではありませんし
会社を辞めたり、離婚したりといった
大きな決断は絶対に下すべきではありません。
ましてや、大切な命を終わらせるような決断など
もってのほかです。

 

 

もし、どうしても衝動的な行動に
出てしまいそうなら、
少しだけ時間をおいてみて、
心を落ち着けてからもう一度判断するように
心がけることが大事です。

 

会社を辞めるくらいなら、会社を休んだ方がましです。
死んでしまうくらいなら、会社を辞めたほうがましです。

 

このことは強く意識してほしいと思います。

 

 

このサイトでは、ある日突然うつ病にかかって、
会社を長期休職することになった私の
治療から職場復帰までの体験談を
ご紹介したいと思います。

 

 

もし、現在のあなたが日々の生活に疲れきって

 

働きたくない…
何もしたくない…
死んでしまいたい…

 

などと感じてしまっているのだとしたら
ぜひご一読いただければ幸いです。

 

 

スポンサーリンク

 

 

ある朝とつぜん、うつ病を発症しました

 

朝、目覚まし時計はいつも通り
6:30に目覚まし鳴りはじめました。

 

 

しかし、私の身体は昨日までと全然違っていました。
起きようと思っても、ぜんぜん起き上がれません
まるで、全身が鉛のような物体になったようで
頭もガンガン痛かったですし、
頭の中も真っ白な空白のような感じになって
何をする気力もわきませんでした。

 

 

それでも、風邪をひいて熱があるとか
そういう感覚とも違いました。
病気が原因で体が動かないというより、
日々生活するために必要な燃料がなくなっている
というような感覚でした。

 

 

仕方なく、もう一度ベッドに寝転がり
うとうとしているところに、
朝食を作り終えた妻がやってきました。

 

 

「ショウくん(私)、朝ごはんできたよー」

 

 

それでも動こうとしない私に妻は、

 

 

「どうしたの?風邪?頭いたいの?」

 

 

と声をかけました。そして、

 

 

「今日会社休む?」

 

 

と聞かれたときに、ようやく私は
布団から這い出て、ノソノソと朝食を食べ始めました。

 

 

 

 

そのまま支度をして、家を出て、
電車に乗り込みましたが、
その間もずっと、

 

 

「家に帰りたい…」

 

「もう立っていられない…」

 

「次の駅で降りて引き返そうか…」

 

 

という思いでいっぱいでした。

 

 

それでもそのまま会社に着いて
いつも通り経済新聞に目を通しますが、
まったく内容が頭にはいってきません。

 

 

文字を目で追っても全く思考が働かないのです。
昨日までは普通に30分もすれば
だいたいの内容が頭に入っていたのですが、
今日に限っては1時間かけても
1ページも読み終わりませんでした。

 

 

昼休みになり、医務室で相談することにしました。
今朝の状況を伝えてみると

 

「気になるなら、一度心療内科に行ってみたらどう?」

 

と言われました。
この心療内科というのは聞いたことがありましたが、
自分には関係ない場所だと思っていたので
適当にうなずいて、医務室を出ました。

 

 

その後、午後から夕方にかけては
わりと調子よく仕事をすることができました。
とくに16時を過ぎたあたり気分も軽くなって
2時間ほど残業をして20時くらいに
会社を後にしました。

 

 

そして、家に帰って食事と入浴をすませ、
いつも通り0時くらいに就寝しました。

 

 

うつ病と診断されました

 

そして翌朝、朝4時くらいに
ものすごい不安感に襲われて目が覚めました。

 

 

突然、根拠のない不安感にさいなまれて
そこからまったく寝ることができませんでした。
これは「早朝覚醒」といって
うつ病の症状の一種だということを
後にカウンセリングの先生に聞きました。

 

 

そして、とうとううつ病において
一番、気を付けなければいけない感情が
私の中で起こりました。

 

 

生きていく気力がわかない・・・

 

もう死んでしまいたい・・・

 

 

そのまま6時ごろ
妻が起きたタイミングで、
そのときの苦しい胸の内をすべて伝えました。

 

 

すると妻は、昨日の朝の段階で
様子がおかしいと思い、
インターネットで家の近くの心療内科を
調べておいてくれたようでした。

 

 

それでも私は、この期に及んで
会社を休んで病院に行くことを
ためらっていましたが、

 

 

「病院行かなきゃ、離婚する」

 

 

という妻の強い口調に折れ、
電話で会社に欠勤の連絡と
心療内科の予約をしました。

 

 

私に命の危険が迫っているということを
妻は私以上に気づいているようでした。

 

 

 

 

妻の運転する車で行ったのは
家の近くに最近できた心療内科で
わりとかんたんに予約がとれて
平日の午前中だったこともあり
そんなに待ち時間も長くありませんでした。

 

 

名前を呼ばれて、診察室に入ると
私より2回りくらい年上の男性の先生でした。
こんなことを言うと、いい年したオッサンがなんだと
思われるかもしれませんが、
怖そうな人じゃなくてほっとしました

 

 

先生に、最近の自分の体調の変化や
常に不安な気持ちがあること、
死にたいと考えていることなどを
すべて話しました。

 

 

先生は、穏やかな笑顔をうかべながら
うんうんとうなずき、
ときどきあいづちを打ちながら、
じっくりと私の話を聞いてくれました。

 

 

気がついたら私は話をしながら泣いていました
今まで気が付きませんでしたが、
すごく無理をして生きてきたということが
自分の言葉ではっきりと自覚できました。

 

 

自分の身体は疲れ果てて、
とっくに限界を迎えているのに、
私の脳みそは、

 

 

「まだまだ頑張らないと!」

 

「もっと一生懸命働かないと!」

 

 

という強迫観念にとらわれていました。
まるで自分自身を奴隷のように扱っていました。

 

 

その日、私は「うつ病」と診断されました。

 

 

スポンサーリンク

 

 

>>薬を飲みながら仕事 | 働きたくない 次のページへ